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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.08.26 00:00
更新日: 2018.02.17 02:30

SCか赤旗か。強雨のSFもてぎレース進行に意見あり


 24日に決勝レースが行われた全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦ツインリンクもてぎで、レース終盤に降り出した大雨の後のレース進行に対し、レース後の記者会見で赤旗を出し中止すべきだったのではないかという意見も出たのでご紹介しよう。

「なんだこれは!」

 ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が大きなリードを保ち、終盤を迎えていたスーパーフォーミュラ第4戦もてぎの決勝レースの40周目。サーキット実況を務めるピエール北川アナウンサーが驚きの声を上げた。それまでもポツポツと弱い雨が舞ってはいたものの、コース後半のダウンヒルストレート後半から90度コーナー、メインストレート等セクター1方面に至るまで、まるで東南アジアのスコールのように突然大粒の雨が降り出したのだ。

 ピットではチームクルーが大慌てでレインタイヤを担ぎ出し、ピットインの準備を行う。幸いにも、先頭のオリベイラはちょうどダウンヒルストレートに差しかかるところで「ビッグシャワーだ! ピットに入れ」という無線を受けていたため、90度コーナーでコースアウトこそ喫するものの、無事にピットに帰り着く。

 その後も多くのマシンが同様にピットに戻りレインタイヤに即座に交換。ステイアウトを選択した中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)以外の全車がピットに入ったため、チームの作業待ちでタイムロスを喫するマシンも多かったが、先頭集団に順位変動の波乱はなかった。