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F1ニュース

投稿日: 2014.07.23 00:00
更新日: 2018.02.17 01:44

SCなしに事故車を処理「危険すぎる」との声


 メルセデスのルイス・ハミルトンは、ドイツGPでエイドリアン・スーティルのマシンがコース上でストップした後、セーフティカーが出動しなかったことに驚き、マーシャルたちに事故が起きないかと不安でたまらなかったと語った。

 48周目の最終コーナーでスーティルはスピンし、コースの真ん中にクルマが止まってしまった。FIAはセーフティカーを出動する必要はないと考え、マーシャルたちはクルマが通過していく中、タイミングを見計らってコースを横切り、ザウバーのマシンをコース外まで押し出した。

 ハミルトンは1977年の事故のことを考え、非常に心配したと述べている。1977年南アフリカグランプリで、トラブルでコース脇に止まったレンツォ・ゾルジのシャドウから出た火を消そうとマーシャルがコースを横切って駆け寄り、そこに通りかかったトム・プライスのシャドウにひかれて死亡、プライスもマーシャルが持っていた消火器が頭に当たって即死した。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています