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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2016.02.01 00:00
更新日: 2018.02.17 12:45

SFシート争い:IMPUL巡りロシターvsデュバル勃発か


 トヨタ、そしてホンダ陣営の体制発表会も近づき、発表を前にスーパーGTともども注目を集めているスーパーフォーミュラのストーブリーグ。昨年末にお届けした状況から、複数のチームのドライバー体制で新たな動きが出てきているようなので、最新情報を交えながら今一度その動きを整理してみよう。

 まず候補者の名前が多数挙がっていたダンデライアンは、野尻智紀とストフェル・バンドーンで落ち着く模様だ。とは言え、バンドーンの参戦でやはり気になるのは、マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーとして全F1サーキットへの帯同が原則となる点。そのため、SF全戦との兼務は難しいのではという意見が当然ある。

 現段階のスケジュールを見て見ると、SFとF1は第2戦岡山(F1モナコGP)と最終戦鈴鹿(F1メキシコGP)が重なっている。その他、第3戦富士の前後はF1の方で2週連続開催が続いており、かなりの過密スケジュールになってしまう。

 そのため、SFに参戦するとなればマクラーレンとホンダのバックアップが必要不可欠なものとなるだろう。SFフル参戦を優先したF1帯同スケジュールを用意するのか、もしくは2013年にアンドレ・ロッテラーやロイック・デュバルが行っていたように、出られないレースは別のドライバーにシートを預けるという選択をするのか。具体的にどのような形になるのかは、2月12日に行われるホンダの体制発表で明らかになるのではないか。