更新日: 2018.02.17 11:46
SF鈴鹿テスト:午前から1分37秒台突入。JPが首位
全日本選手権スーパーフォーミュラ選手権は25日、エンジンメーカー/ルーキードライバーテストが行われ、午前の走行ではジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)がトップタイムをマークした。
来季からシリーズに供給されるヨコハマタイヤを装着しての初めての大規模な走行となる今回のテストには、参戦する全11チームから合計20台が参加。ヨコハマタイヤのポテンシャルを図る絶好の機会となるとともに、GP2王者のストフェル・バンドーンをはじめとして、ジャズマン・ジャファーやステファノ・コレッティ、リッチー・スタナウェイ、そして全日本F3王者のニック・キャシディと、複数の新たな外国人ドライバーも参加した。
午前9時から始まった初日1回目のセッションは、薄曇りのもとドライコンディションで始まった。開始直後から多くのマシンがコースインし、タイムも次々と更新されていく形に。開始から10分が経過する頃には、中山雄一(KCMG)が1分38秒台に入れてトップに立つ。
その後、オリベイラは開始から20分というタイミングで1分38秒155を記録して首位に。今季開幕戦のポールポジションタイム(1分38秒585)、そして最終戦のレース1でのPPタイム(1分38秒354)を上回るタイムが早くもマークされた。
その後しばらくは、各車ともそれぞれのプログラムを展開するような形となり、トップタイムの更新は一段落。中盤から終盤にかけては、コースアウト車両の回収により合計5回の赤旗が振られ、走行時間は10分間延長されて11時40分にチェッカーとなった。また、終盤はポツポツと雨が降り始めていたが、最後までスリックタイヤでの走行となった。