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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.04.17 00:00
更新日: 2018.02.16 23:12

SF14をドライバーも絶賛「本当に楽しかった!」


 国内トップフォーミュラである、全日本選手権スーパーフォーミュラ。今季、ダラーラ製のSF14シャシーが導入され、環境技術を意識した通称"NRE"規定の2リッター直4直噴ターボエンジンを搭載。大きくシリーズが生まれ変わったが、この新シャシーに多くのドライバーが絶賛の声を送っている。

 このSF14シャシーは、『クイック&ライト』をコンセプトにフォーミュラカーらしい動き、レースでのバトル増加などを目指し、イタリアのダラーラ・アウトモビリが開発。トヨタ、ホンダのターボエンジンが搭載され、コンセプトどおり最低重量は660kgと軽量。ブレンボ製カーボンブレーキが採用されたほか、2010年のF1安全基準を満たす高い安全性を備えている。

■走り出しからドライバーたちが絶賛
 そんなSF14シャシーだが、各チームにデリバリーされテストが行われてから、多くのドライバーから絶賛の声が多い。特に鈴鹿ではF1と比較できることから、元F1ドライバーに聞くと「コーナーではF1よりも速い」という声が多く聞かれていた。

「走っていてとても楽しいクルマだよ。このSF14はF1以外では最も速いフォーミュラだと思うし、一部のF1マシンはもう凌駕していると思う」と語るのは、今季から再び日本で戦うナレイン・カーティケヤン(LENOVO TEAM IMPUL)。また、多くのF1マシンをドライブしてきたビタントニオ・リウッツィ(HP REAL RACING)も「僕は昨年のSF13に乗っていないから分からないけど、ダラーラは本当にすごい仕事をしたと思う。非常に速いクルマを作ってきたからね」と称賛した。