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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.10.07 00:00
更新日: 2018.02.17 10:49

SGTタイヤテスト:2日目はD’station GT-Rが首位


 10月7日、オートポリスにおいて前日に引き続きスーパーGTのタイヤメーカーテストが行われ、GT500ではD’station ADVAN GT-Rが、またGT300ではTOYOTA PRIUS apr GTが、ともに前日に記録された非公式レコードタイムを上回ってトップとなった。

【タイム結果】APタイヤテスト2日目

 前日同様良く晴れたオートポリス。前日クラッシュを喫したシンティアム・アップル・ロータスを除く16台がタイヤテストに臨んだ。朝の2時間のセッションは10時にスタート。開始早々にD’station GT-Rが1分34秒082と前日のレコードタイムを0.129秒上回った。またMOTUL AUTECH GT-R、WedsSport ADVAN RC Fも1分34秒台に入れ、順調にテストメニューをこなした。GT300では、TOYOTA PRIUSがこちらも前日のレコードタイムを上回る1分44秒783をマーク。どうやら、前日の走行で路面にラバーが乗り、グリップがアップしているようだ。

 セッションが1時間15分を経過した頃、初日のクラストップとなったARTA CR-Z GTがアンダーブリッジ手前でスピンし、タイヤバリアに突っ込み赤旗中断に。「ピックアップの対策のためにいろんな走りを試していたら挙動が乱れました」とドライバーも高木真一も苦笑したが、幸いなことにマシンに大きなダメージはなかった。この中断により朝の走行は14分間延長されている。

 14時からは、2日間の最後となる午後のセッションがスタート。新品タイヤを装着してタイムアタックをするチームもあったが、路面温度も上がっておりなかなかタイムアップはならず。各チームは決勝レースを想定したロングランテストに入っていき、このセッションは一度の赤旗中断もなく予定どおり2時間で終了した。

 そんな中、午後のセッションではカルソニック IMPUL GT-Rが唯一1分34秒台をマークし順調にセットアップを煮詰めた様子。PETRONAS TOM’S RC Fもこのセッション終盤に2番手に上がったが、全体的にはGT-R勢が好調さを見せるテストとなった。