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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.07.26 00:00
更新日: 2018.02.17 09:26

SGT公式テストSUGO、2日目は7度の赤旗中断


 スーパーGT公式テストSUGOの2日目が終日、ドライコンディションのもと行われ、前日に続いてレクサス勢が総合トップ3を独占。2日目はZENT CERUMO RC Fがトップタイムをマークした。GT300も初日に続いてシンティアム・アップル・ロータスがトップタイムを奪い、SUGOとの相性の良さ、パフォーマンスの高さを示した。一方、この日だけで7回の赤旗が提示されるなど、こちらも前日に続いて荒れた展開となった。

 午前9時の時点で気温30℃という酷暑の中で開始した2日目最初のセッション。まずはドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTのステアリングを握ったオリバー・ターベイが走行10周目でクラッシュしてしまい、赤旗が提示された。ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは助手席に多くの計測機を積み、ボンネット上には大きなピトー管を設置してのデータ収集に臨んでいたが、このクラッシュで午前のセッションを終え、午後のセッションも走行できずに2日目を終えることとなった。

 また、そのターベイのクラッシュ後、MOTUL AUTECH GT-Rのステアリングを握った松田次生が最終コーナーでクラッシュ。ここでも赤旗が出されてセッション中断となったが、MOTUL AUTECH GT-Rは午前のセッションはこのクラッシュで終えたものの、午後にはマシンを修復して走行を重ねた。

 結局、午前のセッションでは4度、赤旗が出て中断する荒れた展開に。順位はZENT CERUMO RC Fが立川祐路がマークしたタイムでトップを奪い、続いてENEOS SUSTINA RC F、PETRONAS TOM'S RC F、さらに4位にKeePer TOM'S RC Fとレクサス陣営がトップ4を独占。5位にはEpson NSX CONCEPT-GTが入り、周回した62周すべてをベルトラン・バゲットがステアリングを握った。