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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.04.18 00:00
更新日: 2018.02.17 07:25

SKT Exe SLS、SGT開幕戦は18位完走


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SUPER GT Rd.1 Okayama 300km 2015/4/4~4/5
TEAM RELEASE
Arnage Racing

新しいマシンを迎えての開幕戦は、チーム一丸で難しいコンディションに立ち向かい、
Arnage Racing3年目のシーズンを完走してスタート。

 待ちに待ったAUTOBACS SUPER GT 2015年シリーズの開幕。今年のGT300クラスには、マザーシャシーを使った車両や国産FIA-GT3車両となるLEXUS RCF GT3が加わってさらにバラエティに富んだラインナップとなり、28台のエントリーがシーズン直前に発表された。

 チーム結成3年目となるArnage Racingは、シーズンオフの間にマシンをチェンジして2015年を戦うことを決意し、2月の半ばに新たなパートナーとしてMercedes-Benz SLS AMG GT3をガレージに迎えた。ファンの注目する中、車両名はSKT Exe SLS、ドライバーは昨シーズンと変わらず、固い絆で結ばれた加納政樹、ナニン・インドラ-パユーング、安岡秀徒の三人体制が発表された。昨季までの熱をそのままに、新たなシーズンもまた「チーム一丸」で戦いたいという一同の想いを乗せて、Arnage Racingは新たなステージに向かって走り出すことになった。

 3月14日、15日の岡山公式テストは、チームとしての実質上の車両シェイクダウンだったにも関わらず、「ここ数年来で一番走れた」(監督談)というほど順調に走行した。3人のドライバーも初めてのマシンの手ごたえをしっかりと受け止め、終盤にトラブルは出たものの、大変意義の大きいテストとなった。チームは、レースまでの3週間をトラブルが出た箇所を含め、ギアの交換や細かい調整に費やし、テストのデータを踏まえてセットアップを詰めていった。

April 4th Qualifying
曇り/ドライ 気温:23度→22度/路面温度28度→28度 入場者:9,300人

 例年強風や雹に祟られる開幕戦の岡山国際サーキットだが、今年はいつになく暖かいレースウィークとなった。しかし、天気予報は連日曇りと雨マークが並び、予選日も朝のフリー走行はウェット路面からのスタートとなった。

 開幕戦を加納、安岡コンビで戦うArnage Racingは、予選日午前中の公式練習をスタート。少しでも新しいマシンに慣れておきたい両選手は、時間いっぱいを使って周回を重ねた。雨は上がったもののなかなかドライ路面にならない状況の中、時折マシンが見せる挙動の変化はつかみどころがなく、エンジニアが首をかしげる場面もあったが、両ドライバーは無事に41Lapを走行して、順調にマシンに習熟していった。*ベストラップは31Lap目に安岡選手が出した1’29.100(17位)

 午後になって路面は完全にドライコンディションとなり、14時50分から予選がスタート。今シーズンも安岡選手が開幕戦のグリッドをかけて、車両をコースに進めた。しかし、安岡選手の気負いがプレッシャーとなって伝わったか、マシンは思うようにタイムを上げることができない。Q1でも上位陣の多くが1分27秒台前半のタイムを出すなか安岡選手は1’29.390と振るわず、Q2進出を許されなかった。

なお300クラス予選の結果は下記のとおり。
P1 #10 GAINER TANAX GT-R アンドレ・クート / 千代 勝正 (1'26.532)
P2 #11 GAINER TANAX SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム (1'26.828)
P3 #55  ARTA CR-Z GT 高木真一 / 小林崇志 (1'26.837)
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P24#50 SKT EXE SLS 加納政樹 / 安岡秀徒 (1'29.390)


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