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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.09.03 00:00
更新日: 2018.02.17 02:39

Studie BMW Z4、最強布陣で今季2度目の表彰台獲得


BMW Sports Trophy Team Studie
[レポート]
2014オートバックスSUPER GT第6戦43rd International SUZUKA 1000km

アウグスト・ファルフスを第3ドライバーに迎え
今期2度目となる表彰台、3位でフィニッシュ!

2014年8月30日(土)公式予選(天候:晴れ 路面状況:ドライ)
2014年8月31日(日)決勝(天候:晴れ 路面状況:ドライ)
場所:鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市/全長5.807km)

ミューラー、荒、ファルフスが
見事な連携を見せた鈴鹿の1000km

 BMW Sports Trophy Team StudieはBMWのファクトリードライバーであるヨルグ・ミューラー選手、そしてル・マン24時間レースで優勝経験のある荒 聖治選手という強力なドライバー陣を擁している。それに加え、43rd International SUZUKA 1000kmでは、BMWのファクトリードライバーであり、現役DTMドライバーであるアウグスト・ファルフス選手をサードドライバーとしてチームに迎えることができた。GT300クラスにおいて、最強の布陣を敷いて鈴鹿に挑むことになった。

 その鈴鹿1000kmは例年、酷暑への耐久であることでも知られるが、今年は気温も路面温度も極端に上がらず、観戦もしやすい気候の中で予選がスタートした。ノックダウン方式で行われる予選Q1のドライバーを務めたのは荒 聖治選手。Q1通過のボーダーラインとチームが設定した、2分1秒100台をターゲットタイムとし、荒 聖治選手はタスク通りに2分1秒196をマーク。早々にQ1通過を決める。続くQ2のドライバーはヨルグ・ミューラー選手。セッション開始直後に2分1秒724で2番手タイムとなるも、他チームの計測により順位がダウン。さらに2分1秒415を出すことで、7番グリッドを確保した。

 決勝は、荒 聖治選手がスタートを担当。序盤はプリウスやCR-Zなどハイブリッド勢などが躍動。さらに、ストレートスピードに優れたSLSなどの躍進に苦しめられながらも、No.7 Studie BMW Z4は8番手に踏みとどまる。荒 聖治選手の安定した走りが、チームに落ち着きをもたらした。そして予定通り、チームはサインボードを出し、27周目にピットイン。ヨルグ・ミューラー選手にドライバーチェンジ、給油、そしてタイヤ交換を行う。アウトラップでは19番手にまで一旦順位を落とすものの、その後、他のチームが徐々にピットインをすませると34周目には8番手にまで順位を回復。さらに35周目には6番手、45周目には5番手、53周目には4番手に浮上する。このときトップはNo.60 TWS LM corsaBMW Z4。