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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.11.22 00:00
更新日: 2018.02.17 11:45

Studie Z4、最終戦は勝負強さを発揮して9位


BMW Sports Trophy
Team Studie

#7 SUPER GT 最終戦レースレポート
MOTEGI GT in 250km RACE
どんな状況でもポイントを獲得する気迫が実を結んだ最終戦

場所:ツインリンクもてぎ(栃木県/全長4.801km)
予選 Q1:14位 Q2:-
2015年11月31日(土)予選(天候:雨 コースコンディション:ウェット)

決勝 9位
2015年11月1日(日)決勝(天候:曇り/晴れ | コース:ウエット/ドライ)

14番グリッドから9位に上がり本来の勝負強さを見せた

 2010年以来、BMWのGT3マシンとして最前線で闘ってきたZ4 GT3(E89型ベース)。BMW Sports Trophy Team StudieがZ4 GT3を走らせるのは、これが最後となる第8戦。有終の美を飾りたいところ。天候は、まるで別れを惜しむかのような雨。予報されていた通り、朝から降り出していた雨が路面をタップリと濡らしていた。タイヤはウェットの一択。3種類が用意されていた、硬さの異なるタイヤを硬い方から柔らかい方へと公式練習で試す。

 もっとも柔らかいタイヤでもリアのトラクションが十分ではなかった。全開で踏んでいけないためタイムが伸びない。スプリングやスタビ、リアウイングの角度を見直して走行を重ねる。ベストラップはヨルグ・ミューラーの1分58秒037。公式練習では13番手のタイム。シンプルに考えれば予選Q1を突破できるボーダーラインだ。この時点でチームは苦戦を覚悟する。しかし、苦戦を覚悟した以上に受け入れ難かったのは、トップのNo.31 トヨタPRIUSapr GTとはラップタイムに2秒もの差があること。

 雨のまま午後の予選を迎える。Q1はヨルグ・ミューラー選手が担当。果敢に攻めて、1分59秒239の好タイムをマークするものの、13位のNo.33 Excellence Porscheと0.034秒差で14位。上位13台が進む予選Q2へ進出はならなかった。

 公式練習の結果を照らし合わせれば、BMW Z4 GT3は全体の13番手あたりにポジション取りしている。仮にQ2へ進出して13番手となったとしても、14番手と同じ7列目からのスタートとなる目算だった。Q2進出か、Q1敗退かはほぼ誤差の範囲だ。


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