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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.04.09 00:00
更新日: 2018.02.16 22:58

TWS LM corsa BMW Z4、開幕戦はトラブルで22位に


LM corsa
Round1:OKAYAMA GT 300km RACE
at OKAYAMA INTERNATIONAL CIRCUIT

■Result 
22nd(58Laps完走扱い)
■Entry
24台 出走:24台 完走:22台
■Weather
曇り/雨/晴れ(ドライ/ウエット/ドライ)
■Car
TWS LM corsa BMW Z4

初陣で手応えを得るも、無念のトラブルで22位に

 国内モータースポーツの最高峰とも称されるスーパーGT。その激戦のGT300クラスにFIA GT3マシンであるBMW Z4を投入し、新規参戦を果たすこととなったレーシングチーム、LM corsa。飯田章と吉本大樹という、経験と実績を兼ね備えたドライバーコンビとともに、いよいよ4月5~6日、2014スーパーGTシリーズの開幕戦が、岡山国際サーキットを舞台に開催された。

 この日のために多くの時間を費やしたTWS LM corsa BMW Z4を金曜に搬入したチームは、これがスーパーGTの初戦。心地よい緊張感ともに、小林敬一監督以下LM corsaのチームスタッフ全員、そして飯田、吉本のドライバーコンビは初めてのレースウィークに臨んだ。

 前夜には雨が降ったものの、土曜朝の岡山国際サーキットの路面状況はドライ。午前9時からの公式練習が始まると同時に、スリックタイヤを装着したTWS LM corsa BMW Z4のステアリングを握った飯田がピットアウト。前日、この岡山国際に到着してから2013年仕様にアップデートを施し、最終的な戦いの準備を整えたばかりのTWS LM corsa BMW Z4は、まずはゆっくりとしたペースでマシンとコースチェックを行うと、ストレートを通過することなくピットへ。

 午前9時08分、再びピットを離れたTWS LM corsa BMW Z4は、今度はホームストレートをゆっくりとしたペースで通過。この2周目のタイムは2分04秒539。3周目は1分37秒409。徐々にペースをアップしながら、飯田はさらなるマシンチェックとフィーリングチェックを進めて行く。午前9時15分、計測5周目にはなんと1分28秒297というレコードタイムを刻み、2番手に躍り出る。

 その後、飯田に変わって吉本がコクピットに収まり、午前9時35分にコースイン。連続周回をこなした吉本も、難なく1分28秒942までタイムを上げると、赤旗中断を挟んだ午前10時07分からは再度飯田がドライブ。ここで1分28秒271にまでタイムアップも、ライバル勢のタイム更新もありポジションは6番手。初めて挑む、スーパーGTというシリーズのコンペティションの激しさを感じながら、徐々にLM corsaのチームスタッフ達も個々のペースを掴んで行った。

 最後のGT300専有時間帯には、飯田に代わって吉本がコースイン。ここで吉本は通算35周目に1分28秒642にまでタイムを上げ、チームは公式練習を終了。このセッションをGT300クラス8番手で終えたLM corsaは、午後の公式予選に向けてまずまずの手応えを得ることとなった。


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