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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.04.20 00:00
更新日: 2018.02.17 07:32

USCC:ウェイン・テイラーのコルベットDPが勝利


 ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は18日、ロングビーチのストリートコースで第3戦の決勝レースが行われ、ウェイン・テイラー・レーシングのリッキー・テイラー/ジョーダン・テイラー組10号車コルベットDPが優勝を飾った。

 インディカー・シリーズのロングビーチ戦との併催となった今回のレースは、PクラスとGTLMクラスの2クラスのみで開催。18日に100分間の決勝レースが行われた。

 10号車コルベットは、ポールポジションからレースをスタートすると、予選2番手につけたチップ・ガナッシ・レーシングの01号車ライリー・フォードDPに対して2秒のリードを構築し、1回目のピットストップへと向かっていく。一方の01号車は、ファーストスティントを10号車よりも数周引っ張ると、迅速なドライバー交代&作業でコースへ復帰。10号車に先行することに成功した。

 ただ、ジョーダン駆る10号車は、コース上で01号車を攻略して再び首位に。01号車も追うも、10号車が最後まで譲らずにトップでチェッカーを受けた。01号車は3秒差で2位に入り、スピリット・オブ。デイトナの90号車コルベットDPが3位となっている。マツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシング勢は、07号車がクラス7位、70号車がクラス8位完走となっている。

 GTLMクラスでは、予選でBMWチームRLLのBMW Z4 GTE勢がフロントロウを独占。ただ決勝では、スタートでリシ・コンペティツォーネの62号車フェラーリ458イタリアが首位を奪取する。62号車その後、ピットストップを終えても首位をキープしていった。

 一方のBMW勢は、ピットストップ後に一時4番手まで後退したビル・オーバリーン/ディルク・ウェルナー組の25号車が追い上げを見せ、残り30分というところで2番手に浮上。その時点で首位とは8秒ほどの差があったが、ハイペースで走行し残り10分には62号車をパス。そのまま25号車BMWがトップでチェッカーを受けた。2位には62号車フェラーリ、3位には3号車コルベットC7.Rが入っている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています