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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.03.28 00:00
更新日: 2018.02.17 06:55

WEC公式テスト開幕。初日はポルシェがワンツー


 WEC世界耐久選手権は27日、ポールリカール・サーキットで2日間の公式テストが開幕し、初日は18号車ポルシェ919ハイブリッドがトップタイムをマークした。

 4月10日〜12日の開幕戦を控え、ポールリカールで2日間にわたって行われるこのテスト。残念ながらニッサンは不参加となり、LMP1の4メーカー集結とはならなかったものの、4クラス合計で30台が参加している。ハイテク・テスト・トラックとも称され、167通りもの多彩なコース設定が可能なポールリカールだが、今回は“1A-V2”と呼ばれる1周5.791kmのパターンで走行が行なわれた。

 走行初日は午前4時間、午後4時間、そしてナイトセッションも2時間と、計10時間のスケジュール。午前9時、晴れてはいるものの、この地方名物の強風“ミストラル”が吹き付ける中、気温12度・路温温度16度というコンディションのもとで午前の走行がスタートした。このセッションでは、た18号車ポルシェがトップタイムをマーク。2番手に1号車トヨタ、3番手に17号車ポルシェと続いている。

 LMP2クラスでは、実戦デビューを控えるKCMGの47号車オレカ05・ニッサンが午前のトップタイム。2番手にはストラッカ童夢S103・ニッサンが続いた。LM-GTEプロクラスではAFコルセの51号車フェラーリ458イタリア、LM-GTEアマクラスではアストンマーチン・レーシング(AMR)の96号車アストンマーチン・バンテージV8が首位につけた。