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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.04.19 00:00
更新日: 2018.02.16 23:16

WEC開幕PPは7号車トヨタ。僅差の予選を制す


 WEC世界耐久選手権は19日、開幕戦シルバーストンの予選が行われ、アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/中嶋一貴組の7号車トヨタTS040ハイブリッドがポールポジションを獲得した。

 前日同様、好天に恵まれたシルバーストン・サーキット。予選を前に行われた一時間のフリー走行では、20号車ポルシェ919ハイブリッドが首位に。2番手に14号車ポルシェ919ハイブリッドが続き、3、4番手にアウディの2台、そして5、6番手にトヨタの2台が並んだ。なお、このセッション中、8号車トヨタTS040ハイブリッドはキャパシタの交換を行っている。

 迎えた予選は、昨年までと同様、各マシンでふたりがアタックを行い、それぞれのベスト2ラップ、合計で4ラップの平均タイムで争われる。ポールポジションを獲得した7号車トヨタは、ブルツが1分42秒後半のタイムを並べると、引き継ぐ形となった一貴も1分42秒509の好タイムを含む1分42秒台のタイムを記録。暫定トップに立っていた1号車アウディR18 e-トロン・クワトロを1000分の5秒上回りポールポジションを決めた。

 1号車アウディは、トム・クリステンセンとロイック・デュバルがステアリングを握り、クリステンセンはこの週末の最速タイムとなる1分42秒477をマークするも、平均タイムで7号車に僅かに及ばず2番手に。3番手には、ロマン・デュマとニール・ジャニがドライブした14号車ポルシェが並び、LMP1-Hクラスを争う3陣営が上位3位を分け合う形となった。4番手以下に、2号車アウディ、8号車トヨタ、20号車ポルシェと続き、トップ6はコンマ5秒以内の僅差で並んでいる。