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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.08.01 00:00
更新日: 2018.02.17 09:30

WRCフィンランド:地元ラトバラが総合首位に浮上


 世界ラリー選手権(WRC)第8戦フィンランドは31日、SS2~10のデイ1が行われ、ヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が総合首位にたった。2.6秒差の僅差でセバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が続き、24秒差の総合3番手にはクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)がつけている。

 デイ1最初のステージ、SS2はラトバラが制したものの、続くSS3~5はオジェがトップタイムで総合首位を維持。午前中最後の走行となったSS6は、再びラトバラがベストタイムを記録し、首位オジェとの差を5.3秒とした。

 午後の走行でも両者は接戦を繰り広げたが、名物ステージ“オウニンポウヤ”を走るSS8で、ラトバラがオジェを5.4秒上回るベストタイムを記録。WRC通算400回目のステージ制覇を達成するとともに、総合首位に躍り出た。続くSS9もラトバラがベストタイムを記録。リードを3.1秒まで広げたが、デイ1最終のSS10はオジェが0.5秒ラトバラを上回り、ギャップを2.6秒まで縮めている。

 地元フィンランドでのラリー初日を首位で終えたラトバラは、「今日は本当に楽しんでドライブすることができた。特にオウニンポウヤでのペースに満足しているよ」とコメントしている。

「オウニンポウヤでは史上最高の走りをみせることができた。フィンランド人にとって、オウニンポウヤを制するのは母国ラリーをリードするのと同じくらい名誉なことだよ」

「まだ競技は2日間残っている。ペースを維持しながらも常に冷静でいることが重要になると思っているよ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています