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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.08.02 00:00
更新日: 2018.02.17 09:30

WRCフィンランド:首位ラトバラがリード拡大


 世界ラリー選手権(WRC)第8戦フィンランドは1日、SS11~18のデイ2が行われ、前日トップのヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が13.2秒までリードを拡大。総合2番手にセバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)、総合3番手にマッズ・オストベルグ(シトロエンDS3 WRC)がつけている。

 首位ラトバラと2番手オジェが2.6秒差で迎えたデイ2。午前中の走行では、ラトバラがSS11でトップタイムを記録しギャップを3.4秒へ広げると、SS12、13はオジェが制し、ラトバラまで2秒差まで近づく。午前中最後のステージであるSS14では、ラトバラが再びトップとなり、ギャップを3秒まで押し戻す接戦が繰り広げられた。

 午後の走行1本目のステージ、SS15はオジェがステージ1位を奪ったものの、激しい雨が降り出したSS16で、コースにある岩に接触し左リアのホイールリムを破損。ステージ2位で完走したが、ステージトップのラトバラから3.3秒離されてしまった。その後もオジェはペースを上げることができず、続くSS17、18もラトバラが制覇。リードを13.2秒まで広げ、デイ3へ挑むこととなった。

 ラトバラは「予想通り、今日はセバスチャン(・オジェ)と激しいバトルになった。お互い全力を出しきったよ」とコメントしている。

「今日はドリフトしすぎないよう、クリーンな走りを心掛けた。明日もチャレンジングなステージが2つ残っているから、勝利を手にするべく集中してゴールを目指していく」

 前日、総合3番手につけていたクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)はSS16でコースオフした際に、マシンにダメージを負いデイリタイア。総合21番手まで後退した。この結果、チームメイトのマッズ・オストベルグ(シトロエンDS3 WRC)が総合3番手に浮上している。また、ロバート・クビカ(フォード・フィエスタRS WRC)はSS18フィニッシュ直前にクラッシュ。2日連続でデイリタイアしている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています