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投稿日: 2016.03.03 00:00
更新日: 2018.02.23 17:26

WTCCのエントリーリスト発表。今年は20台がそろう


 WTCC世界ツーリングカー選手権は3日、2016年のエントリーリストを発表した。昨年から台数は増加し、20台がリストに名を連ねている。

 近年レギュレーションに変化があり、新規定であるTC1のみのレースとなった昨年は参戦台数がやや落ち込んだWTCC。しかし、2016年に向けてはボルボが2台体制で参戦することもあり、20台という台数を確保することになった。

 参戦車種は5種類。チャンピオンマシンであるシトロエンC-エリーゼWTCCは、ワークスのシトロエン・トタルが台数を2台減らしたものの、サテライトのセバスチャン・ロウブ・レーシングが2台増やしたため増減はゼロ。

 一方、ホンダはワークスのJASが昨年までの2台から3台に増加したほか、ゼングー・モータースポーツが2台を送り込み、ハンガリー人の若手を起用する予定だという。また、ニカ・レーシングが1台を投入し、F3出身のジョン・ブライアント-マイスナーを走らせることになり、合計シビックは6台に。WTCCで最多勢力となっている。

 ラーダ・ベスタ勢は、移籍加入したガブリエレ・タルキーニを含めた3台が参戦。シボレーRMLクルーズTC1はトム・コロネルのロアール、カンポスから2台、ミュニッヒから1台の合計4台、そしてボルボS60ポールスターTC1が2台という顔ぶれとなった。

 昨年オートスポーツのインタビューに対し、WTCCプロモーターのフランソワ・リベイロは「参戦台数は25台がベスト」と語っており、そこには至らないまでも近づいたことになる。「この経済状況のなかで、20台が参戦することになったのは素晴らしいニュースだ」と語った。

「若いドライバーが参加する計画を立てているのはとても刺激的だ。彼らがトップに至っていくまでの間、彼らの進歩をモニターし続ける予定だ」

WTCC世界ツーリングカー選手権 2016年エントリー
NoTDriverCarTeam
2G.タルキーニラーダ・ベスタラーダスポーツ・ロスネフチ
3T.チルトンシトロエンC-エリーゼWTCCセバスチャン・ロウブ・レーシング
5N.ミケリスホンダ・シビックWTCCホンダレーシング・チームJAS
7H.バレンテラーダ・ベスタラーダスポーツ・ロスネフチ
9T.コロネルシボレーRMLクルーズTC1ロアール・モータースポーツ
10N.キャツバーグラーダ・ベスタラーダスポーツ・ロスネフチ
11G.デモステアシトロエンC-エリーゼWTCCセバスチャン・ロウブ・レーシング
12R.ハフホンダ・シビックWTCCカストロール・ホンダレーシング・チームJAS
18T.モンテイロホンダ・シビックWTCCカストロール・ホンダレーシング・チームJAS
25M.ベナーニシトロエンC-エリーゼWTCCセバスチャン・ロウブ・レーシング
27J.フィリッピシボレーRMLクルーズTC1カンポス・レーシング
37J-M.ロペスシトロエンC-エリーゼWTCCシトロエン・トタルWTCC
61F.エクブロムボルボS60ポールスターTC1ポールスター・シアン・レーシング
62T.ビョークボルボS60ポールスターTC1ポールスター・シアン・レーシング
68Y.ミューラーシトロエンC-エリーゼWTCCシトロエン・トタルWTCC
77R.ミュニッヒシボレーRMLクルーズTC1オールインクル・ミュニッヒ・モータースポーツ
89J.ブライアント-マイスナーホンダ・シビックWTCCニカ・レーシング
TBATBAシボレーRMLクルーズTC1カンポス・レーシング
TBATBAホンダ・シビックWTCCゼングー・モータースポーツ
TBATBAホンダ・シビックWTCCゼングー・モータースポーツ
T:WTCCトロフィー参戦者

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