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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.09.01 00:00
更新日: 2018.02.17 02:37

ZENT CERUMO RC F、粘りの走りで8位フィニッシュ


2014 SUPER GT Race Report
ZENT CERUMO RC F
#1立川祐路/平手晃平
第6戦 鈴鹿サーキット<43RD INTERNATIONAL SUZUKA 1000km>

◆8月31日 (日) Race
決勝総合結果 8位

<決勝> 天候:曇り |コース状況:ドライ
 公式練習ではトラブルもあって苦戦も、セットアップの修正が奏功し午後の公式予選では大きくタイムアップし9番手に食い込んだ#1 ZENT CERUMO RC F。惜しくもQ2進出こそ果たせなかったが、燃料リストリクターによってエンジンパワーを絞られている状況下で望み得るベストに近い予選結果に、LEXUS TEAM ZENT CERUMOのスタッフたちのモチベーションはさらに高まることとなった。

 そして迎えた決勝日。朝から鈴鹿上空は曇り空となるも、雨は降っておらずドライコンディションでのフリー走行が、午前8時半から行われた。午後の決勝は1000kmの長丁場となるだけに、予選ポジション以上に決勝でのセットアップが重視されることは間違いなく、ライバル陣営同様LEXUS TEAM ZENT CERUMOも精力的にこの30分間のセッションを走り込むべく、まずは立川がステアリングを握ってコースインしていった。

 ピットアウトした立川は、気温24℃、路面温度26℃と昨日の予選よりはかなり涼しくなったコース上で、まずは1分59秒210から計測開始。混み合うコース上ではクリアもままならなかったが、5周をこなして午前8時42分にピットイン、今度は平手がコクピットへ。素早い作業で#1 ZENT CERUMO RC Fはコースへと戻って行く。

 平手は残り15分となったコース上で、決勝を想定しながらタイヤ評価とセットアップの確認をしながら周回。午前8時50分に1分53秒657にタイムを上げ10番手、さらに午前8時54分には1分53秒628、翌周に1分53秒061へとタイムアップを続け、#1 ZENT CERUMO RC Fを9番手に押し上げるとそのままチェッカーまで周回を続けることに。

 結局、このセッションでも9番手につけた#1 ZENT CERUMO RC Fは、1000kmという長丁場の決勝に向けての準備を整えることとなった。