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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.07.21 00:00
更新日: 2018.02.17 01:42

ZENT CERUMO RC F、SUGO戦優勝で選手権3位に浮上


2014 SUPER GT Race Report ZENT CERUMO RC F #1立川祐路/平手晃平
第4戦 スポーツランドSUGO<SUGO GT 300km RACE>

◆ 7月20日 (日) Qualify/Race
公式予選結果11位( 1分20秒184 )
決勝総合結果 1 位

<決勝> 天候:曇り時々雨 |コース状況:ウエット~セミウエット
 前日、ウエットとなった公式練習では3番手と好調な走りを見せ、予選に期待を抱かせた#1 ZENT CERUMO RC Fだったが、濃霧による視界不良のため公式予選が順延に。このため、日曜の午前に公式予選を行い、その結果でグリッドを決して午後に決勝を行うという変則的なスケジュールが主催者によって発表されることとなり、LEXUS TEAM ZENT CERUMOはいわば仕切り直しの日曜を迎えた。

 文字通りぶっつけ本番の予選となるが、この日の菅生は前日同様早朝から細かい雨が降り続き、路面は完全なウエットコンディション。前日の公式練習でのパフォーマンスを再現出来れば、上位グリッド獲得が現実のものとなるだけに、再び大きな期待を持ってチームは予選に臨むこととなった。

 ところが、先だって行われたGT300の予選中、雨がやんだことで徐々に路面は回復傾向に。難しいコンディションながら、LEXUS TEAM ZENT CERUMOは立川に予選を託すこととなった。

 午前9時30分、GT500ボードが提示されると同時にピットを離れた立川だったが、計測ラップに入ろうとした矢先、アタックを終えたGT300マシンがSPコーナーやS字でコースサイドにストップしてしまい、セッションは赤旗に。このため、予選は午前9時40分からの25分間に仕切り直しに。

 気持ちを切り替え、まずはユーズドのウエットタイヤでアタックに向かった立川は、序盤からモニターの上位を争う展開。最初の計測を1分23秒084としたのを皮切りに、2周目は1分21秒427、3周目は1分20秒610、4周目は1分20秒184と、周回毎にライバル陣営とトップを奪い合う攻防を見せる。