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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.04.06 00:00
更新日: 2018.02.17 07:08

ZENT RC F、一時8番手まで後退も3位表彰台獲得


2015 SUPER GT Race Report ZENT CERUMO RC F
#38立川祐路/石浦宏明
第1戦 岡山国際サーキット OKAYAMA GT 300km RACE

◆4月5日 (日) Race
決勝総合結果 3位

【決勝】天候:曇りのち雨 |コース状況:ウエット
 前日に行われた公式予選では、惜しくもポールポジションには届かなかったものの、3番グリッドという好位置を手にしたLEXUS TEAM ZENT CERUMO。今季開幕戦だけにスタートダッシュを決めたいところだが、生憎前日の予報が的中し、この日の岡山国際サーキットは朝から雨もよう。時折激しく雨が吹き付ける中、午前9時から30分間のフリー走行が行われたが、同様の難しいコンディションが想定される決勝に向けて#38 ZENT CERUMO RC Fは精力的に周回を重ねべくコースインしていった。

 セッション開始と同時に立川がステアリングを握ってコースイン、すぐさまピットインして石浦に交代するシミュレーションをこなした#38 ZENT CERUMO RC Fは石浦のドライブで連続周回に入ったが、その直後の午前9時06分にモスSの手前でGT300車両がコントロールを失ってバリアにクラッシュ。強い雨が降り続く、難コンディションとあって、早々に赤旗中断となってしまう。
 セッションは午前9時20分に再開、5分間延長されたことで残り15分となったフリー走行。#38 ZENT CERUMO RC Fは石浦に代わって立川がコクピットへ。立川はすぐさま1分55秒549で11番手、1分44秒286で5番手に。徐々にコース上の水の量が減って来たのか周囲のラップタイムも上がり始め、翌周に1分41秒331をマークもポジションは下がる状況もあったが、立川はさらに1分36秒669へと大幅にタイムアップし、再び#38 ZENT CERUMO RC Fを2番手に押し上げる。

 残り5分を切り、さらにタイムが上がって行く中、#38 ZENT CERUMO RC Fは一旦ポジションを下げるものの、8周目に立川は1分35秒253をマークし再び2番手に。結局この2番手というポジションのままフリー走行を終えた#38 ZENT CERUMO RC Fは、いよいよ今季初戦を迎えることとなった。