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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2024.01.15 17:35
更新日: 2024.01.15 15:59

ERC新マネージャー就任のイアン・キャンベル「トヨタの新規参画は、現ラリー2規定の成功の証」

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ラリー/WRC | ERC新マネージャー就任のイアン・キャンベル「トヨタの新規参画は、現ラリー2規定の成功の証」

 年が明けて新年度への準備が着々と進行するなか、新たにERCヨーロッパ・ラリー選手権のチャンピオンシップマネージャーに就任したイアン・キャンベルが、シリーズ公式サイト『FIAERC.com』にて“所信表明”を公開。2024年の新しいイベント、新しいクルマ、新しいドライバーなどについて語り、新規参画の『トヨタGRヤリス・ラリー2』に対しても高い期待を寄せている。

 新シーズン開幕を担う4月12日の『ラリー・ハンガリー』まであと実質3カ月となり、新マネージャーとしてERCの舵取りを任されたキャンベルは「シリーズの役割として期待している点は、大きく分けて3つある」と述べた。

「興奮している要素はたくさんあるが、強いて3つ挙げるならイベントの質の向上、接戦の競争、そしてより多くのチャンピオンドライバーが躍進し、将来的に国際レベルで大きな可能性を示すという見通しだ」と語ったキャンベル。

「昨季2023年にも我々はふたたび素晴らしく組織されオーガナイズされたラリー、ポジション争いの壮大なスペクタクル、そして真の才能を発揮した多数の若いドライバーに恵まれた。2024年も同様のことが起こると期待しており、これまでで最高の一年になることを妨げるものは何もないね」

新たにERCヨーロッパラリー選手権のチャンピオンシップマネージャーに就任したイアン・キャンベル
新たにERCヨーロッパラリー選手権のチャンピオンシップマネージャーに就任したイアン・キャンベル

 その開幕戦ハンガリーが開催地とステージを含めてリフレッシュを受け、エストニアの復帰に加え、ポーランドとウェールズでの新規イベントもカレンダーに加えられた。

「単純に言えば、ERCの全ラウンドで我々が要求する高い基準を満たしていなければ、彼らはカレンダーに載らないだろう。2023年に我々のカレンダーに位置していた『オーレン・ラリー・ポーランド』と『テット・ラリー・リエパーヤ』が今年のWRC(世界ラリー選手権)カレンダーの枠に値したと考えると、その基準がいかに高いかは明らかだ」

「ハンガリーは地域移転やサーフェース変更を行っているかもしれないが、それを実現しているのは同じ優秀なオーガナイザー・チームだ。それが本質的にまったく新しいイベントであるという事実は、刺激的な未知の要素をもたらす」

「ERCでの新規イベントもそれ自体が確立されたラリーであり、非常に優れた人々の経験と専門知識を頼りにしている。このふたつのイベントによりERCの魔法がさらに生み出され、選手権のレベルがより引き上げられると私は絶対の自信を持って言えるよ」

最終戦のポーランド(写真)とウェールズでの新規イベントもカレンダーに加えられた
最終戦のポーランド(写真)とウェールズでの新規イベントもカレンダーに加えられた

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