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 スーパーGT第1岡山の公式予選でGT300クラスのポールポジションを獲得したVivaC 86 MCの土屋武士と松井孝允が、予選の戦いを振り返るとともに決勝レースを展望した。

●VivaC 86 MC:GT300ポールポジション
土屋武士
「まずは自分のたちのチームでここに戻ってこれたことに感謝しています。ご存知のように僕らはプライベーターで、打倒ワークスという形でやっていますが、そのテーマを応援してくれるファンとともに戻れたことは一番の喜びです」
「岡山のテストではクラッシュしましたが、孝允を含むチーム全員が必死に修復をして、なんとかマシンを富士のテストに持って行けたことが大きかったですね。そこでヒントを得ることができたので、それがポールポジションを獲る直接の原因になりました。自分がこれまでやったことのないセットを持ち込んだところ、そのヒントが本当にたまたま見つかったんです」

「今回は“どれだけ30歳の頃の自分に近づけるか”というテーマで走りました。年を取った人がいきなり学生の頃を思い出してやると怪我をしてしまいますが、そこまでいかないまでも、どれだけ近づけるかで走っていたら、クルマもいい状況になってきました。だから、ドライバーとしてはエンジニアの作ったクルマを速く走らせただけ。あっ、僕がエンジニアでしたね(笑)」

「明日に向けては、今朝のフリー走行のロングランなどで大体こうじゃないのかというのは見えています。とにかく決勝はいろいろ起こりますから、運を味方につけたいですね。これまで運には恵まれてこなかったんですが、最近は運がいいので、残り少ないドライバー人生を噛み締めながら(笑)楽しんで、ぜひまたここ(記者会見)に戻ってきたいですね」

松井孝允
「朝から僕がロングランなどもやって、明日の決勝に向けてはバランスも整ったので、そういうところではタイヤの状態も良かったです。その中で予選Q1に臨み、少し自分の失敗もあったんですが、クルマをこういう風にしたいというのをエンジニアである武士さんに伝えました。そういう中で武士さんがいいアタックを決めてくれたので、ポールポジションを獲ることができました」

「明日に向けてはやることはやって来ているので、とにかく集中してチェッカーを受けることですね。2番手がGT3車両ということでスタートを決めて、マザーシャシーとしての強みを生かして前を走れるよう、エンジニアである武士さんの考えた戦略でただ速く走るだけ。もちろん勝ちを狙っていきたいと思います」

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