翻訳・まとめ 柴田久仁夫 / Kunio Shibata

 南北アメリカ3連戦の最終戦F1サンパウロGPで、フェルナンド・アロンソが8月のオランダGP以来ほぼ3カ月ぶりに表彰台に立った。これははたしてアストンマーティンの復調を意味するのか。F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが分析、マシン細部の画像も紹介する。

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■メキシコとブラジルではハイブリッド仕様を走らせる

 メキシコシティで、アストンマーティンは新型ディフューザーと旧型フロアを組み合わせる試みに出た。そして続くサンパウロGPでも、その仕様とはわずかに異なるものの、再びハイブリッドバージョンを走らせた。

「正直なところ、20回レースを走ったとして、同じパッケージを二度走らせたことはない」とパフォーマンスディレクターのトム・マッカローは言う。

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