ピレリによる単独タイヤ供給が2024年に終了することが発表されて以来、どのブランドがこの役割を引き継ぐのかに関心が集まっていたが、韓国のタイヤメーカーであるハンコックが入札を勝ち抜き2025年以降のWRC世界ラリー選手権におけるタイヤ・サプライヤーの独占契約を獲得した。
韓国のみならずアジア、ヨーロッパ、そして日本でもその名が知られるハンコックは、最高峰のラリー1だけでなく、サポートカテゴリーであるWRC2や若手の登竜門とされるWRC3、ジュニアWRCといった育成カテゴリーのマシンへのタイヤ供給も担当する。