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 都合7名のタイトル候補が雌雄を決した2023年SCBストックカー・ブラジル“プロ・シリーズ”の最終第12戦が、12月15~17日にサンパウロのアウトドローモ・デ・インテルラゴスで開催され、予選の数時間前に困難な瞬間を経験したTOYOTA GAZOO Racingブラジル陣営のリカルド・ゾンタ(RCMモータースポーツ/トヨタ・カローラ)が逆転王座に望みを掛ける最速タイムを叩き出すと、涙を隠さず「自分の感じている感情を言葉にするのは難しい」と、そのままポール・トゥ・ウインを達成してみせる。

 しかし唯一、自力チャンピオンを決める立場を維持した選手権首位のガブリエル・カサグランデ(A.マティス・フォーゲル/シボレー・クルーズ)が、その初戦で3位表彰台に上がると、続いて前戦で初優勝を果たしていた42歳のフェリペ・マッサ(ルブラックス・ポディウム/シボレー・クルーズ)が連勝を飾った今季最終ヒートでは、直接の対立候補となったシリーズ3連覇王者ダニエル・セラ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)が12位に終わったことで、カサグランデ自身もポイント圏外フィニッシュながら2021年以来となる2度目のチャンピオンに輝く結末となった。

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