ダニエル・リカルドは、自身のF1キャリアにおける第2の段階でふたたび優勝を飾ることができたら“ボーナス”として歓迎するが、それは彼の成功を判断するための必要条件としてのことではないと述べている。
今年の夏に、不振のニック・デ・フリースに代わってハンガリーGPでF1に復帰したリカルドは、比較的順調な状況にあった。しかしリカルドはオランダGPのフリー走行2回目にクラッシュをして左手の中手骨を骨折し、5戦を欠場することになった。そうした後退があったものの、リカルドはアメリカGPで戦いに戻り、復活したことを示した。メキシコシティGPでの彼のパフォーマンスは特に注目に値するもので、予選では4番手という見事な結果を出し、決勝レースでも手堅い走りを見せて7位でフィニッシュした。