WRC世界ラリー選手権と“パリダカ”の名で知られたパリ・ダカールラリー(現ダカールラリー)で、ともに日本人初の総合優勝を達成した篠塚建次郎が2024年3月18日、すい臓がんのため亡くなった。齢75にして現役ラリードライバーであり続け、今季の計画が中止となったものの来季2025年のアフリカ・エコレース参戦に向けて準備を進めていたなかでの訃報だった。
日本にパリダカの名を知らしめ、『PAJERO(パジェロ)』人気の火付け役となった篠塚の逝去を受け、同氏が1971年から2002年まで籍を置いた三菱自動車はSNSを通じ、次のように哀悼の意を表した。