スーパーフォーミュラ(全日本スーパーフォーミュラ選手権)第2戦/九州大会【オートポリス】大会直前情報

 5月18〜19日、オートポリスで開催されるスーパーフォーミュラ(全日本スーパーフォーミュラ選手権)第2戦の大会直前情報として、タイヤエンジニアのコメントをお届けいたします。

坂入将太(横浜ゴム タイヤ製品開発本部 MST開発部 技術開発2グループ)

 オートポリスは勾配が大きくいくつものコーナーが続いていくテクニカルなサーキットで、タイヤに対して摩耗がシビアだといわれます。ただ、国内トップフォーミュラに参戦するドライバーはタイヤマネージメント能力が非常に高いので、全車がタイヤの性能をレースラップに合わせて使い切る拮抗したバトルになると思われます。

 今大会も、日本レースプロモーションが進めるプロジェクト『スーパーフォーミュラ NEXT50(ネクストゴー)』に参画し、SDGsやカーボンニュートラルなどに対応するべく、昨年度に引き続いて再生可能原料比率を約33%※1まで高めたタイヤを、ドライ用とウエット用に供給します。
※1 ドライ用タイヤ

 今年は開幕が早かったため、鈴鹿大会は時おり雪が舞うような寒さのなかでのレースとなりました。予選でも決勝でもベテランドライバーの強さ、速さが光る一戦でしたが、あれだけの寒さのなかでタイヤのウォームアップという部分がルーキーにとって苦しいレースになったとすれば、季節が進み、気温は30度を超えるという予報も出ている今回の大会ではウォームアップに苦戦することもなくなり、ベテラン勢との差が縮まるかもしれません。今大会でルーキー勢がどのような躍進を見せるのかは、シーズンの行方を占ううえで注目点になると考えています。

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