投稿日: 2024.08.03 19:08
更新日: 2024.08.03 19:30
更新日: 2024.08.03 19:30
必勝を期すシビックがトップ3独占。ポールシッターは同門対決で一歩抜き出た8号車ARTA【第4戦GT500予選レポート】
Shinnosuke Ohta
連日のように体温越えの猛暑日が続く2024年。本格的なサマーシーズンを迎えた8月3日(土)に行われた、スーパーGT第4戦富士スピードウェイでのGT500クラス公式予選は、Q1担当の松下信治、そしてQ2を担当した野尻智紀ともに、新型ホンダ・シビック・タイプR-GTのスピードを遺憾なく引き出した8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTが今季初ポールポジションを獲得。タイム合算フォーマットも含め、フロントロウ2番手に100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT、2列目3番手にも64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTと、明日の350km決勝に向けホンダ勢が必勝体制を固めている。
静岡県小山町の“霊峰”富士山麓に位置する国際レーシングトラックだが、標高約600mの高地条件も吹き飛ばすかのように、土曜9時開始の公式練習から気温は30度を超え、路面温度も走行開始早々に40度を突破。朝から照りつける日差しが容赦なく降り注ぎ、県下の熱中症警戒アラートも『危険、または厳重警戒』が並ぶなど、ドライバーにも、クルマにも、チームにも、そして勝負を見守るファンにとっても厳しいコンディションとなった。