F1チームは若い才能にますます投資を行うようになっているが、それはキャリアの初期段階にあるカートの若いドライバーをサポートするだけにとどまらない。最近、モンツァで行われたイタリアGPでは、メルセデスのトト・ウォルフがチームの人材発掘担当者らの働きを称賛し、「彼らがいなければ、わずか11歳だった(アンドレア・)キミ・アントネッリを見つけることはできなかっただろう」と説明した。
近年では、次のエイドリアン・ニューウェイ探しも始まっている。F1チームは、他のチームからエンジニアを引き抜くのに年間数百万ドル(約数億円)を払うのではなく、優秀な若いエンジニアを雇い社内の雰囲気のなかで育てることが優れた投資となることに気がついたのだ。