投稿日: 2024.12.13 14:00
更新日: 2024.12.13 14:17
更新日: 2024.12.13 14:17
海外勢多数の鈴鹿テストを“レベルアップの場”と捉えるトヨタGR。2025年体制構築は「簡単な話ではない」と加地部長
Kazushi Nakano / autosport web
鈴鹿サーキットで12月13日まで行われているスーパーフォーミュラの公式/ルーキーテスト。ルーキーのみ出走可能な3日目だけでなく、1・2日目から各陣営は2024年レギュラー以外のドライバーを積極的に起用したが、とりわけトヨタエンジン使用チームでは、その傾向が顕著だった。
KONDO RACINGではジェームズ・へドリー、FIA F2経験のあるファン・マヌエル・コレアとザク・オサリバンが走行し、Kids com Team KCMGでは野中誠太、小山美姫、そして来季ハースからのF1参戦が確定しているオリバー・ベアマンが出走、さらに小林利徠斗(VANTELIN TEAM TOM’S)や堤優威(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)ら、多くのSF初走行ドライバーもエントリーリストに名を連ねた。加えて、体調不良がなければ、メルセデス育成で来季のF1フル参戦も決まっているアンドレア・キミ・アントネッリも、鈴鹿でスーパーフォーミュラマシンを走らせる予定だった。
これら鈴鹿テストでのドライバー起用について、トヨタGAZOO Racingの加地雅哉モータースポーツ担当部長/技術室長は、「各チームが調整したドライバーもいますが、TGRでサポートさせてもらった選手もいます。TGRの方が多いですかね」と、TGRが主軸となって起用が決定したドライバーが多いことを明らかにした。