日曜のインディアナポリス500で激しいクラッシュを喫したビットール・メイラは、骨折を負い、今季中の復帰は絶望的なようだ。
メイラとラファエル・マトスはレース終盤、ターン1でクラッシュ、メイラは腰椎2本を骨折、現在はコルセットを装着しているという。
「昨日のインディ500でのクラッシュはご覧になったと思う」とマトスはyardbarker.comにおけるブログで記している。
「フィニッシュできなかったことに僕はとてもがっかりしているし、落ち込んでいる。それに、ビットールがケガをしたのも残念だ」
「彼とは友達だし、彼のことはとても尊敬している。昨夜彼と彼の奥さんと話をした。彼が病院に運ばれたのを、僕の家族は黙っていた。僕が動揺すると思ったからだ。(でも)僕はその後彼に電話をしたら、奥さんが出た。彼女は病院に向かっているところで、(ビットールは)今年はもう無理だと言った。それを聞いてすごく辛かった」
「ビットールとも話した。調子はどうだと聞かれたので、ひざをケガして頭痛もすると答えた。それからアクシデントのことを少し話した。僕は、残り30周の時点でマーブルだらけの中、ターン1でアウト側から仕掛けたりなどしない。そんなことは絶対にしない。彼は、僕らの方が速かったことは知っていた、と言った。僕はターン1の少し前にイン側から彼に仕掛けた。すると彼はイン側をキープしようとした。僕はうまい具合に仕掛けることができて、バックストレートで彼を抜けそうだったのだが、その前にクラッシュしてしまった」
メイラはメソジスト病院で手当てを受け、IRLメディカルディレクターのマイケル・オリンガーの診断を受けた後、水曜にも退院し、自宅があるフロリダで治療を続ける見込みだ。一方、マトスは今週末のミルウォーキー戦に参戦できる予定となっている。