フォーミュラ・ルノー3.5シリーズの2010年シーズンが17日、モーターランド・アラゴンで開幕。雨で大荒れとなったレースはミハイル・アレシン(カーリン)が優勝を飾った。国本京佑(エプシロン・エウスカディ)は0周リタイアとなっている。
予選から雨に見舞われたモーターランド・アラゴンでのフォーミュラ・ルノー3.5シリーズの開幕戦。予選ではダニエル・リチャルド(テック1)がポールポジションを獲得、アレシンが2番手となった。国本はフリー走行で上々の滑り出しをみせるも、予選は15番手からのスタートとなった。
迎えた雨中のスタートでは、アレシンがアグレッシブにリチャルドをパス。後方ではスピンやコースオフ、クラッシュが相次ぎセーフティカーも導入されたが、アレシンは盤石の走りでレース1を勝利。ダニエル・ザンピエリ(ポンス)が2位、リチャルドが3位となった。
国本は1周目、何台かをパスしジャンプアップを果たしたが、直後グリーンラインを踏んでしまいスピンオフ。レースを終えることとなってしまった。「すごくガッカリしていますが、このレースのことは忘れて、明日のレースのチャンスに賭けたいと思います」と国本はチームの公式サイトに語っている。