フェラーリが中東アブダビに建設しているテーマパーク「フェラーリワールド・アブダビ」の目玉アトラクション“フォーミュラ・ロサ”が6日、カタルニア・サーキットで披露された。
2010年開園のテーマーパークでデビュー予定のフォーミュラ・ロサは、1周約2kmのコースを“ロッソ・スクーデリア”のパーツを流用して再現されたF1マシン型のワゴンで駆け抜け、最高速度240km、最大加速度1.7Gを体感できる世界最速のジェットコースターだ。
その車両が6日、スペインGPの舞台となるカタルニア・サーキットに運び込まれ、フェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサ、ステファノ・ドメニカリの3人が初披露に立ち会った。3人が乗り込んだ車両はF1マシンを彷彿とさせる形に仕上げられており、サイドポンツーンから後方に向かって細く絞られる処置や大型のフィン、最後部にはリヤタイヤとウイングも取り付けられ、先頭部分もF1マシンのフロントを模したものとなっている。