ダイムラーAGと財政的パートナーであるアーバー・インベストメンツPJSがメルセデスGPの株式をすべて買い取り、チームを100パーセント所有することになった。これにより、メルセデスがF1に長期的に参戦する見込みであることが明らかになった。
ダイムラーとアーバーはブラウンGPの株式を一部買収、メルセデスGPが立ち上げられたが、今回、残りの株式24.9パーセントがロス・ブラウンやニック・フライなどから買い取られた。
これにより、チームの株式の60パーセントをダイムラーが所有、40パーセントをアーバーが所有することになった。
ダイムラーAGのCEO、ディーター・ツェッチェは、メルセデスGPを100パーセント所有するという動きは、同社がF1に長期的にとどまる意志の表明であると述べた。
「シルバーアロー・チームの多数株式取得は、我々が世界のモータースポーツの最大にして最も重要なステージにおいて、費用効果が高い形で、技術上、スポーツ上の成功を収める意志を持っていることをはっきりと示すものである」