スーパーGT第2戦富士は午後の公式予選1回目が行われ、午前にもトップタイムをマークしたS Road MOLA GT-Rがトップでスーパーラップに進出を果たした。GT300クラスはHANKOOK PORSCHEがトップでSL進出となった。
午前の練習走行を終え、昼のピットウォークが始まるあたりから、かなりの強風が吹いている富士スピードウェイでスタートした午後の公式予選1回目。走り出しから1コーナーでコースアウトしたり挙動を乱すマシンも多く、風の影響が感じられた。
そんな中、混走で行われたセッションでは各陣営両ドライバーの予選タイムクリアを実施。終盤の10分ずつのクラス専有に各陣営がエースドライバーを投入し、スーパーラップ進出を争うこととなった。
GT300クラスでは、好調HANKOOK PORSCHEがトップでスーパーラップ進出。次いで#88 JLOCランボルギーニRG-3が続き、セッション終了間際にZENT Porsche RSRが3番手に浮上。初音ミク グッドスマイル BMW、triple a Vantage GT2と続き、午前中トップのPACIFIC NAC イカ娘 フェラーリが6番手となった。
続くGT500クラスは驚きの展開となる。各車10分間の専有走行を確実に使いゆっくりとタイヤを温めチェッカー間際のアタック合戦に。そんな中、2番手にコンマ8秒という大差をつけたのは、GT500デビュー戦となるS Road MOLA GT-R! ロニー・クインタレッリのドライブで素晴らしいアタックを披露し、トップでスーパーラップに進出した。
S Road MOLA GT-Rに続いたのは、同じGT-R勢のカルソニックIMPUL GT-R。次いでウイダーHSV-010が3番手、S Road MOLA GT-Rと同じくミシュランを装着するDENSO SARD SC430が4番手となった。