2011年F1トルコGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは1回目1位/2回目11位、フェリペ・マッサは1回目7位/2回目6位だった。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ　フリー走行1＝1位／2＝11位
　天候が変化し、2回のセッションは全く異なるコンディションだった。明日のどこかの時点で雨が降る可能性があるから、ウエットで走行できたのは役に立った。さまざまな新たなソリューションを試したので、どれが機能しどれが機能しなかったかを注意深く評価していかなければならない。2回目のセッション序盤にハイドロ系の問題が生じ、ピットで待機しなければならなかった。このトラブルにより、タイヤの特性を正確に評価することが難しくなってしまった。それからスピンもした。ムーバブル・リヤウイングをかなり楽観的に使用した結果だ。このコースは、タイヤに大きな負担を掛ける。レースで何が起きるか見るのは興味深いね。前進したとは思うが、まだ僕らより速いチームがいくつもある。ニューコンポーネンツと従来のパーツを一緒にして最適なパッケージを作り出し、クルマから最大限のポテンシャルを引き出せるようにベストを尽くさなければならない。

フェリペ・マッサ　フリー走行1＝7位／2＝6位
　今日分かったことは、僕らのパフォーマンスレベルが一歩前進したということ。でも、ベストにはまだ十分近づいていない。2回のフリープラクティスを走っただけでどれだけ前進できているか判断するのはいつだって難しい。もっとはっきり状況を見極めるには予選まで待つ必要がある。僕らはライバルに追いつくためにハードな作業を続けており、正しい方向に進んでいると思う。でも、当然ライバルも立ち止まっているわけではない。例を挙げると、今回メルセデスは飛躍的な向上をしているようだ。ウエットレースを望むかって？　もちろん、もし僕らがまだ十分コンペティティブでないことが判明すれば、雨は可能性をさらに広げてくれる。ただ、ドライでもうまくやれるかもしれないよ。天候は回復していくみたいだね。ここはドライバーに多くを要求するコースだが、個人的にはこのコースをドライブするのが本当に好きだ。多くの異なったタイプのコーナーがたくさんあるからね。