カナダのメディアが、ヴァージンがスペインGPの週末にロバート・ウィッキンスとのリザーブドライバー契約を発表する見込みであると報じた。
トロントのGlobe and Mail紙によると、山本左近とチームのリザーブドライバー契約は当初開幕3戦におけるものであり、チームはトルコGPからウィッキンスと契約を結ぶ予定だったが、なんらかの障害があって実現できなかったという。しかし問題はすでに解決したと同紙は報じている。
カナダ出身22歳のウィッキンスは現在フォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦しており、ヴァージンのスポンサーであるマルシャが彼をサポートしている。ウィッキンスは、フォーミュラ・ルノーの最終戦と日程がぶつかる日本GP以外、今季すべてのグランプリに出席する予定だと報じられている。
レースドライバーのジェローム・ダンブロジオは、スポンサーがチーム側への支払いを怠ったために、シーズン途中で解雇される可能性があり、その場合はウィッキンスが代わってレースシートにつくとの報道がなされていた。しかしその後チームはひとまずドライバー交代を否定する声明を発表している。