スーパーGT第1戦岡山でGT500クラス優勝を飾ったカルソニックIMPUL GT-Rの松田次生、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラが、レースについて語った。

GT500クラス優勝：カルソニックIMPUL GT-R
松田次生
「今はとりあえず、ホッとしています。今回はチームが素晴らしい仕事をしてくれたと思います。オリベイラ選手が2位で戻ってきてくれて、ピットストップでチームが17号車の前でコースインさせてくれたことが今日の勝因だと思います。僕も17号車を絶対に前に出さないという気持ちで走っていました。接触については、塚越選手もいい走りをしていたのでもったいないと思いますが、ちょっと強引な部分もありましたね。このGT-Rでは4年目となりますが、レースで少しでも速くしていきたいという思いはさらに強くなりました。タイヤチョイスの問題もあって、僕のスティントではペースがあまり上げられず、少し苦しい展開になってしまったのですが、このコースはミスをしなければ抜かれないと思っていました。スピンをした周はバックミラーで見ていて、『このスピードだとぶつかるだろうな』と思ったので、少しスペースを空けておいたのですが、どうすることもできない状況でした。富士で落としてしまったので、今回は表彰台に乗ることを目標にしていたのですが、こうして優勝できて、とてもうれしいです。今後は取りこぼしのないようにふたりで力を合わせて戦っていきたいですね」

ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ
「富士のレースでは僕の間違いでレースが終わってしまい、ポイントも獲得できない状況だったので、今回のレースでは必ず結果を残したいと思っていました。こうして優勝することができ、最高のポイントを獲得することができたことはとてもうれしいです。次はマレーシアでのレースになりますが、僕の好きなコースで、これまでに2回勝っている得意なコースでもあるし、こうして優勝したあとで行くことになるというのもいいことだと思います。今日のレースについては、戦略がとても良かったと思います。僕のスティントでは17号車の後ろにぴったりついてずっと走ることになりましたが、ピットアウトする時に17号車の前に出ることができました。僕たちが想定していたとおりの展開になったことがこのレースのポイントだったと思います。僕たちにとってはこのレースがスタートとなってしまいましたが、いいリザルトを残せて良かったです。今後はライバル勢の動きを気にしながら、レースを戦っていきたいと思っています」

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