JAF日本自動車連盟は、11月25日(金)に都内で行われる予定の2011年JAFモータースポーツ表彰式に先立ち、今季海外で大活躍をみせた3人の外国人ドライバーに対し、特別表彰を行うことを明らかにした。
JAFモータースポーツ表彰式では、2011年に全日本選手権でタイトルを獲得したドライバーやラリーストが表彰されるが、今回、それとは別にアンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエ、ミハエル・クルムという3人のドライバーに特別表彰が行われることになった。
今季のル・マン24時間耐久レースでアウディR18 TDIを駆り優勝を飾ったロッテラー、トレルイエのふたりは、日本でのライセンスで長年レースを戦い、今回も日本のライセンスでル・マン参戦。日の丸とともにル・マン優勝という偉業を成し遂げてみせた。
また、こちらも長年日本で戦い、クルム伊達公子さんを妻にもつミハエル・クルムは、ニッサンGT-Rをドライブし2011年のFIA GT1世界選手権でドライバーズチャンピオンを獲得。3人のドライバーはいずれも長年の日本での功績と、世界で成し遂げた偉業に対して特別賞が授与されるものだ。
今回の表彰式ではまた、鈴鹿SMSCや名古屋を中心に活躍してきた近藤幾夫氏に、JAFモータースポーツ名誉委員の称号が授与されることになっている。