BMWは2012年もアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)にレイホール-レターマン・レーシングとともにBMW M3 GTで参戦すると明らかにした。
レイホール-レターマンはインディカーでの活動と並行して、BMW M3 GTのスポーツカーレースの活動を担っており、2011年はシリーズチャンピオンを獲得していた。
今季はジョーイ・ハンド/ディルク・ミューラー組が王座を獲得。ディルク・ベルナー/ビル・オーバーレン組がもう1台のマシンを走らせ、長距離耐久レースではアンディ・プリオールやアウグスト・ファルファスなどファクトリードライバーが加わっていたが、来季についてのドライバーはまだ未定だという。
「BMW M3 GTのような素晴らしい活躍をみせたマシンを、博物館に送ってしまうなんて訳がないね。特に2011年のような素晴らしい活躍をみせた年の後はなおさらだ」とBMWモータースポーツのジェンス・マルカルト。
「BMWチームRLLはこのモデルで、来季タイトル防衛を目指していく」
マルカルトはまた、BMW Z4 GT3でのヨーロッパを中心としたカスタマープログラムも推進していくとし、来季スタートするよていのGTワールドチャンピオンシップでも希望するカスタマーがいた場合推進していくという。
一方、WTCCなどツーリングカーレース用のBMW320TCについては、今のところアップグレード等の予定はないという。