2012年F1開幕戦オーストラリアGPは現地時間17日(土)17時からメルボルンのアルバートパーク・サーキットで今季初の公式予選が行われ、ファーストラウンドのQ1はザウバーの小林可夢偉がトップタイムを記録した。
ドライコンデションで行われたQ1は20分。ケータハム、HRT、マルシャらが序盤からソフトタイヤを投入するなか、上位勢はミディアムタイヤでまずタイムを計測。タイムシートはニコ・ロズベルグがトップ、2番手ルイス・ハミルトン、3番手ジェンソン・バトンとなる。
セッション終盤、4番手につける小林可夢偉のほか、セバスチャン・ベッテルらも2度目のアタックに向かい、ソフトタイヤで最後のアタックをかける。ここで可夢偉が1分26秒182というトップタイムをマーク。2番手にトロロッソのジャン−エリック・ベルニュがつけた。
3、4番手はミディアムタイヤのロメイン・グロージャンとミハエル・シューマッハー。可夢偉のチームメイト、セルジオ・ペレスが5番手につけた。フェラーリのフェルナンド・アロンソが6番手、レッドブルのベッテルは8番手、マクラーレンはルイス・ハミルトンが9番手、ジェンソン・バトンは11番手となった。
一方、Q1突破をかけた争いでは、フェリペ・マッサとキミ・ライコネンが最後まで苦戦。マッサはなんとか17番手に滑り込んだものの、ライコネンはアタックラップでダートにはみ出るミスを冒し、18番手でQ1脱落。ケータハム、HRT、マルシャの6台とともに予選を終える結果となった。