2012年F1開幕戦オーストラリアGPは現地時間17日(土)17時からメルボルンのアルバートパーク・サーキットで公式予選が行われ、マクラーレンのルイス・ハミルトンが今季初のポールポジションを獲得した。ザウバーの小林可夢偉はQ2で脱落、13番手に終わった。
今年も予選はQ1、Q2、Q3のノックアウト方式で進められ、Q1とQ2でそれぞれ7台づつが脱落し、最終ラウンドのQ3に駒を進めた10台のマシンで決勝のポールポジションとグリッドが決する。
夕方17時から行われたオーストラリアGPの予選はドライコンディションのなか、レッドブル、マクラーレン、メルセデスの各2台とロータスのロメイン・グロージャン、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグ、トロロッソのダニエル・リカルド、ウイリアムズのパストール・マルドナドという10台がQ3へ進出。
ザウバーの可夢偉はQ2で13番手、フェラーリも同じQ2でフェルナンド・アロンソがコースアウト、フェリペ・マッサも16番手に終わり脱落。また、3年ぶりのF1復帰で注目を集めていた2007年チャンピオンのキミ・ライコネン(ロータス)はQ1敗退と予期せぬ結果に終わっている。
ソフトタイヤでのアタック合戦が繰り広げられた10分間の最終Q3バトル。ここでトップタイムをマークしたのは、マクラーレンのハミルトンで今季初のポールシッターに輝くとともに、通算ポール回数を20に増やした。
マクラーレンは2番手にもジェンソン・バトンが入り、決勝のフロントロウを独占。3番手にはロータスのロメイン・グロージャンが飛び込んだ。
4番手はミハエル・シューマッハー(メルセデス)。王者レッドブルはマーク・ウエーバーが5番手、タイトル3連覇を目指すセバスチャン・ベッテルは6番手に沈んだ。
F1オーストラリアGP決勝は、現地時間18日(日)17時(日本時間15時)にスタートが切られる。