ザウバーF1チームは、来シーズンからでもF1に新たな予算制限を導入すべきだと主張している。
バーニー・エクレストンは先月、チームが予算を厳しく制限すればF1の将来がより安定するだろうと示唆した。
ザウバーのCEOモニシャ・カルテンボーンは、ザウバーチームはその考えを支持するとし、できるだけ早く新たな予算制限が取り入れられることを望んでいると語った。
「リソース・リストリクション・アグリーメント(RRA)によって私たちはその方向に踏み出しました。これは大きな一歩でした。ですがもちろん理想からは遠い状態です」とカルテンボーンはF1公式サイトのインタビューにおいて語っている。
「これを次のステップに発展させなければなりません。将来のF1は、予算制限の下ですべてのチームがそれぞれ望むことをする状態であるべきだと私は考えています。チームはそれぞれ異なる強みを持っているのです」
「たとえば私たちのチームは、優れたインフラ、優れた風洞を持っているので、それを利点として活用することができます。他のチームには他の強みがあります」
「チームがそれぞれ、このビジネスとスポーツにおいて異なる戦略を用い、異なるアプローチをとることで、F1がより面白くなると私は考えています」
来シーズンに向けて新たなコンコルド協定が結ばれるため、2013年は予算制限を導入する完璧なタイミングであると、カルテンボーンは語っている。