IZODインディカー・シリーズのCEOを務めるランディ・バーナードは、チームオーナーたち数人から、彼を解任する動きがあることをツイッターで認めた。
「私を解雇して、オーナーたちが他の者を呼ぼうとしていることは事実だ。何人かに確かめたよ。がっかりしている」とバーナードは火曜日の夜にソーシャルメディアサイトに書き込んでいる。
バーナードは、解任を求めているチームオーナーたちが、シングルターボとツインターボで論争したチーム・ペンスキーのオーナーであるロジャー・ペンスキーではないことは言及しているが、どのチームオーナーたちからの要求なのかは明言を避けている。
上位にランクしているシボレーエンジン使用チームの2チームは英国AUTOSPORTのコメント要請に応えていないが、アンドレッティ・オートスポーツのマイケル・アンドレッティは、水曜日に自身のツイッターで否定している。
英国AUTOSPORTは「すべてをやり遂げれることを確信し続けている」とバーナードからメールで返答があったが、週末のデトロイトでのレースでオーナたちと話し合うかどうかは確認できなかった。
就任以来、活動的にインディカー・シリーズを改革してきたランディ・バーナード。今季は、DW12という新シャシーを導入し、エンジンも3メーカーが参戦。インディ500も過去4年でいちばんの視聴率を得たが、ターボ―の調整問題はいくつかのチームに後味の悪さを残し、DW12のコストに対する懸念もあるようだ。