アメリカン・ル・マン・シリーズボルチモアは1日決勝レースが行われ、レベル5モータースポーツが走らせる、LMP2クラスのHPD ARX-03bがワン・ツーフィニッシュを飾った。
インディカー・シリーズとの併催で開催されたALMSボルチモア。予選では、今季圧倒的な速さをみせるマッスルミルク・ピケット・レーシングのHPD ARX-03aがポールを獲得。ダイソン・レーシングのローラ・マツダ勢が2〜3番手につけた。
しかし、決勝では3台のLMP1車両に相次いでトラブルが発生。ピケット・レーシングのHPDはミッショントラブルに見舞われ8周をロス。また、ダイソン・レーシングのローラ・マツダもボディワークを壊し遅れてしまう。
そんな中、勝利を手にすることになったのはスコット・タッカー/クリストフ・ブシュー組レベル5モータースポーツの055号車HPD ARX-03b。チームメイトの55号車に2秒の差をつけ、総合優勝を飾った。総合3位にはLMPCクラスのコア・モータースポーツが入った。
GTクラスは、ウォルフ・ヘンズラー/ブライアン・セラーズ組ポルシェ997 GT3 RSRが優勝。コルベット、フェラーリ、BMWと異なる4車種が4位まで入っている。