2013年に全5戦のスケジュールで開催されるヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)は、来季GT3カテゴリーの出場を認めると明らかにした。
今季はシーズン途中でエントラントの減少によりシリーズ後半戦の開催がキャンセルされたELMS。来季に向けてはワールドシリーズ・バイ・ルノー等とのコラボレーション等で全5戦のスケジュールで開催される予定で、LMP2をトップカテゴリーとし、LM-GTEプロ/アマ、そしてGTCがエントリーできる。
このGTCカテゴリーは当初フェラーリF430チャレンジやポルシェカレラカップ等のワンメイクスポーツカーが想定されていたカテゴリーだが、ELMSでは来季に向け、FIAのホモロゲートを受けたGT3車両の出場を認めた。GT3車両はヨーロッパをはじめ世界中に車両が存在しており、エントラントを集めやすいメリットがある。
ル・マン・シリーズについては、来季からスタートする予定のアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)もGTC車両の参加を認めており、GT3車両の他にもスーパーGT300クラス車両の参加が認められている。