ザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンは、小林可夢偉との契約を、いいにしろ悪いにしろ1回1回の結果で決定するつもりはないと語った。
ザウバーはニコ・ヒュルケンベルグとの来季契約を発表したが、チームメイトについては明らかにしていない。
可夢偉は日本GPで3位表彰台を獲得、アブダビでは6位入賞を果たし、シーズン終盤メルセデスとランキング5位争いを展開してるザウバーに多くのポイントをもたらしている。
しかしカルテンボーンは、可夢偉と契約するかどうかを決定づけるのは1回1回の成績ではないと語った。
「彼の将来を、いい方向にしても悪い方向にしても、1回1回の出来事に従って決めようと思ったことはありません」とカルテンボーンはコメントしている。
可夢偉が日本GPで自身初の表彰台を獲得した後もカルテンボーンは、表彰台でシートが決まるわけでも、逆に結果が悪いからといってシートが失われるわけでもないと述べ、「私たちは彼の能力をよく知っているので、(判断するのに)結果が必要なわけではないのです」と述べていた。
最近、ザウバーのビッグスポンサー、テルメックスのボスが、同社がサポートするエステバン・グティエレスが来年ザウバーからF1デビューを果たすのは間違いないと語っている。