2013 ニュルブルクリンク24時間レース
「STI NBRチャレンジ2013」SUBARU WRX STI 4ドアがSP3Tクラス三連覇に挑む
スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)は、2013年のニュルブルクリンク24時間レース(ドイツ 5月17~20日、STI呼称NBR)にSUBARU WRX STI 4ドアをエントリーし、2011年・2012年に続きSP3Tクラス(2リットル以下のターボ車)三連覇を狙います。なお、SUBARUのNBRチャレンジは今年で、2008年から6年連続となります。
本年出場車両SUBARU WRX STI 4ドアは、新たに製作した車両で、2年連続SP3Tクラス優勝を果たした車両製作のノウハウをベースに、さらなるパフォーマンスアップを図ったマシンです。フロントのリフトを抑えるためのアンダースポイラー大型化やボンネットダクト形状変更、リヤタイヤハウス回りのオーバーフェンダー造形変更、リヤアンダーに追加したディフューザーなどの空力的改良、燃料タンクの搭載位置変更による重量バランスの見直し、BBS製マグネシウム鍛造ホイール採用によるバネ下重量軽減などを行い、主に高速コーナーでのタイムアップを図っています。また、4月に渡独した後、現地にてシーケンシャルギヤボックスの搭載を計画しています。
4月13日にニュルブルクリンクで行われるVLN(ニュルブルクリンク耐久選手権)第3戦4時間レースに出場して出場マシンのセットアップを進め、レースウィーク金曜日・土曜日に予定されている公式予選に臨むことになります。なお、本年のレースは5月19日(日)にスタートし、20日(月)にフィニッシュします。
WRX STI NBRチャレンジ号をドライブするのは、ベテラン吉田寿博と三度目の挑戦となる佐々木孝太に、欧州ドライバー二名を加える予定です。STIモータースポーツプロジェクト室長・辰己英治総監督のもと、STIパワーユニット技術部主査の小澤正弘が監督としてチームの実質的な采配を行うことになります。
また、このNBRチャレンジチームに合流するSUBARUディーラーメカニックは、藤田章博(新潟スバル)、石原恒治(埼玉スバル)、井原由敬(千葉スバル)、久保田直輝(名古屋スバル)、田村耕作(大阪スバル)、小林邦明(広島スバル)の6名で、日頃培っているスバルサービスマンとしての技術や知識を活かし、タイヤ交換などのピット作業や車両整備を担当します。
なお、スバルトラベルサービス(スバル興産株式会社 旅行サービス部 本社:東京都新宿区)は、昨年度と同様にニュルブルクリンク24時間レースの観戦ツアーを企画します。詳細はこちらにてご確認ください。
「ニュルブルクリンク24時間レース」SUBARU応援ツアー
(http://www.subaru-kohsan.co.jp/travel/tour/nbr2013/index.html)