今週末に行われるアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)開幕戦セブリング12時間を控え、現地で今季登場予定のデルタウイングのクーペバージョンのモックアップが公開された。
昨年のル・マン24時間で環境技術を志向した特別枠“ガレージ#56”から参戦したデルタウイングは、ニッサンの1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載。ニッサン-デルタウイングとして大いに注目を集めたが、12年シーズン終了後ニッサンはプロジェクトの終了を発表。デルタウイングはALMSを運営するドン・パノスの手により、今季はALMSに登場することになった。
15日公開されたクーペバージョンは、デルタウイングの特有のフォルムに“コクピット”がついたような斬新な印象。昨年モデルではアストンマーチンAMR-Oneのモノコックを使用していたが、パノス率いるエランによってモノコックが新造され、フロントタイヤハウスの盛り上がりが増えている。
このクーペバージョンは、5月のALMSラグナセカでデビューする予定だ。